神奈川県川崎市宮前区野川本町2-15-3
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『外壁塗装や屋根塗装の目的は、ペンキを塗って家をキレイにすること』
というのは、実は半分だけ正解です。
残りの半分は、というと、『家を風雨、雨漏りから守り、家の寿命を延ばすためのもの』という目的です。
住宅にとって、一番の大敵は『水分』です。家は、いたるところに木材が使われています。
この木材が水分をすうことで、腐食やシロアリ被害につながり、家は長持ちしなくなります。
家の外壁、屋根は様々な部材で作られています。
外壁であれば、一番多い『窯業系サイディング』から、『モルタル』『ジョリパッド』『金属系サイディング』etc.
屋根であれば、一番多い『スレートコロニアル』から『瓦屋根』『アスファルトシングル』『金属屋根』『陸屋根』など、様々な材質、形状があります。
いずれの材質でも、定期的なメンテナンスは必要で、塗装をしないことで、例えば、サイディングであれば、浮き、ひび割れが発生したりします。
また、部材同士の隙間を埋めるシーリングも重要です。
ですので、これら外装材と呼ばれるものは、家を雨漏りから防ぐ重要な役割をしており、経年劣化で発生する、はがれ、ひび割れ、浮きを防ぎ、外装材そのものの耐久年数を伸ばすのが塗装工事なのです。
ここでお伝えしたいのは、雨漏りをさせないためにも、『何を塗るか』も大事ですが、『どんな工事をするのか』がとても大事だという点を覚えておいてください。
そして、もう一つの目的である、美観の向上です。
当然ですが、築10年前後経過すると、汚れや小さなひび割れが目立ってきたり、北側の壁にはコケが生えるケースもあります。
これらの汚れを落とし、塗料でコーティングすることで、屋根や外壁材は、キレイに生まれ変わり、なおかつ、防汚性能が高い塗料を選ぶことで、汚れが付きにくい家にすることができます。
しかし、ここにも一つポイントが。
なんでも塗装すればよい、というものではありません。例えば…
✔ 日本瓦(陶器瓦)は塗装が基本的には必要ない。ただし、漆喰や、棟の歪みを直すメンテナンスは必要。しかし、洋瓦(セメント瓦)は塗装が必要。
✔ スレート屋根も2005年以前に建てられた住宅でアスベストが含まれている屋根材は、塗装することで寿命を延ばせるが、2000年~2010年頃の屋根材は、耐久性が低いものがあるため、状態によっては、塗装よりもカバー工法などを検討すべき。
✔ 2000年以前に建てられた住宅に多い『直貼り工法』の外壁は、外壁内部に湿気がたまりやすいため、透湿性の高い塗料じゃないと、早期剥離につながる
などなど、塗装もいろいろな注意点があるのです。
そして、残念ながら、こういう知識がない塗装屋さんが多いのも事実です。。。
はじめて外壁塗装や屋根塗装を検討される場合、何がよくて、何が悪いんだかわからない、ということをよくお客様から伺います。
ここでは、費用の考え方、塗料の選び方、必要な工事内容についてご説明します。
耐用年数 | 特徴 | 相場価格 | |
シリコン | 10年前後 | 一般的な塗料 | 50~60万円前後 |
ラジカル | 12~15年 | フッ素クラスの耐久性 | 60~70万円前後 |
フッ素 | 13~16年 | フッ素は汚れに強い特徴がある | 70~80万円前後 |
無機 | 15~20年 | 耐久性が最も高い | 80~90万円前後 |
塗料は、シリコン、ラジカル、フッ素、無機の順で高くなります。シリコンの下に、ウレタンというのもありますが、今はあまり使いませんね。
これら塗料の違いは、一番は、耐用年数が違うということです。(シリコンで10年前後、無機は15~20年前後)
また、同じシリコンでも、日本ペイント、エスケー化研、関西ペイント、アステックペイントなど、各社様々な特徴があり、一言で、どの塗料が一番いい、というのは申し上げにくいのが本音です。
(実は、数々の施工をしてきた中で、一番良かった塗料というのはありますが、それはお見積りの際にご説明します)
ただ、耐用年数を考えたときに、10年に一度塗装するか、15年後なのか、20年後なのか、そう考えていただけると計算しやすいですよね。例えば、無機塗料は一番費用としては高くなりますが、20年間、シリコン塗料で2回塗装する費用を比べると、案外お得なのも見えてくると思います。
10年おきに塗り替えをすると、足場代などの付帯工事費用も倍になります。無機で塗装すると、塗装代は高くても、足場代、付帯工事は1回で済むので、その分割安になるんですね。
ただ、フッ素や無機などの耐久性の長い塗料にするときは、付帯部などの他の塗料やシーリングの耐用年数も気にしてみてください。
『無機で施工して、屋根と外壁はピカピカだけど、軒天が剥がれてきた』なんてことになったら、高い塗料を使った意味がありませんから・・・。
とはいえ、ご予算等もあると思いますので、塗料はご予算と、長期的なリフォーム計画を考えて選ぶのがベストだと思いますよ!
ここまで見て、塗装のことを少しご理解いただけたかと思います。
しかし、内容がわかっても、依頼する業者が手抜きをするような業者だったら、こんな知識も意味がないですよね…。
業者によって、知識や技術の差があるのが、塗装業界です。
他を悪く言う気はありませんが、他店の塗装で失敗したお客様にお会いしたことは、一人二人ではありません。
ここでは失敗しない業者選びのポイントもご説明します。
地元で実績があるかどうかは、ひとつの指標です。
施工事例や、お客様の声などを見て、実績がある業者なら安心です。地元で活動しているのがわかる業者なら、自社の近所でいい加減なことなんかできませんからね💦
施工事例やお客様の声を見て、きちんと地元で活動していて、実績が多い業者を選びましょう。
そして、ここからが非常に重要です。
業者選びで失敗しないための一番のポイントは、『相見積もりを取ること』です。
そうすると、同じシリコン塗料でも価格が違う、工事内容が違う、塗装面積が違うなど、様々な違いに気づくことができます。
3〜5社見積もりが集まると、このような疑問が生まれるかもしれません。
✔ 各社の見積もりで、算出している塗装面積が違う
✔ 見積りの項目がそれぞれ違うので、何があってるのかわからない。
✔ 同じ塗料でもだいぶ金額の差がある、この違いは何?
そんな時は、次のポイントをチェックしながら依頼先を決定しましょう。
施工内容が見積もりに細かく書かれてあるか?
失礼ながら、リフォームのプロではないお客様がお見積りを見た際に、どれがどんな工事かを一目で理解するのは難しいかもしれません。
しかし、〇〇工事一式などのような書き方で、細かく見積もりに掲載されていないものは、あとあと、追加費用が発生するケースも少なくありません。
塗装面積は、図面or計測して出されたものか?
建坪でざっくり出す業者は、見積の時点から手抜きが始まっていると私たちは考えています。
当店では、図面、および実測で、正しい塗装面積を出し、そこから必要な材料を算出したうえで、お見積りをご提示しております。
見積りに対する説明はどうか?
見積りを出された際、項目ごとに、どんな工事で、なぜ、この材料を選んだのか、というのを、現調結果をもとにご説明しているところならいいと思いますが、見積りはざっとで、金額や、塗料の話ばかりするところは少し心配ですね💦
そのほか、会社としての保証体制なども併せて確認しておくと安心ですよね。
当店では、現地調査、お見積りのご提示の際、当社代表の菅原が、お客様にご理解いただけるよう、丁寧にご説明します。なんでも遠慮なく聞いてくださいね!
外壁・屋根塗装工事は、現状確認や塗料選定、見積書の比較など・・様々な作業が必要になる工事です。「もっと塗装工事のことを知りたい!」と思ったら、是非当店にご相談ください。
お見積りを出したからと言って、強引な営業はしません。地域密着店として、誠心誠意対応します!
いたずらに不安をあおって、不必要な工事まで勧めて、契約金額を上げるような無理なご提案はしません!
保証期間内は、工事箇所に瑕疵があった場合、当然ですが無償で対応!責任施工をお約束します!
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